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2007/07/06

Web 2.0時代における大企業とベンチャーのアライアンス戦略とは

ウェブの新しい概念として注目されるWeb 2.0。
いやいや・・・そろそろ死語になっているこのキーワード。
このキーワードの元、大手広告代理店とベンチャー会社の親睦会上であった、全然かみ合わないインタビューがウケました。

まずはベンチャー代表者

確固たる定義はなされていないが、ユーザーが参加してコンテンツを作り上げる点や、サービス提供者がウェブアプリケーションのインターフェース (API)を公開して他社とのサービス連携を容易にし、新しいサービスを生まれやすくしている点などに特徴がある。
すばらしいコメントです。
web2.0なんて言葉一言も出ていません。
ユーザ視点であるサービスの生まれ変わりと、他社との連携をしっかりと考えています。

続いて大手広告代理店Dさん
「Web 2.0時代にはサービスを作り出すコストが下がり、技術的に他社との連携もしやすくなる。放っておけば、ほかの誰かが同じようなサービスをやってしまう。いかに自社をオープンにして第三者を巻き込むかが鍵だ」「技術力や特化した強いサービスのある企業で、2~3年先にどういったポジションを獲りたいか、何をすべきかが見えている企業と組みたい」
サービスを作り出すコストが下がるなどの前半は同意。
後半第三者の巻き込み、これは何を指すのか?
最後の台詞で空気が冷え切るの感じたベンチャー側のコメントが・・
現場が気持ちよく仕事ができるような企業がいい。
ベンチャー企業を『使ってやろう』と思っている企業とでは難しい
ベンチャーと大企業の本音が出ている部分もあり、アライアンス戦略はその溝をどこまで埋めれるかがポイントになるような気がします。

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