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2007/11/02

もう違法とは言わせない! 「YouTube」にEMIの公式ブランドチャンネルがオープン

「『YouTube』と『ニコニコ動画』がJASRACと和解」というニュースが10月30日付けの日本経済新聞に報じられた。どちらもインターネットで人気の動画共有サービスだが、その合法性が不透明だったため、今回の和解は利用者にとっても歓迎すべきことではないだろうか。まだ協議段階ではあるが、日本音楽著作権協会(JASRAC)は暫定的にYouTube上での管理楽曲の利用を容認している。これに伴って同日、EMIミュージック・ジャパンがYouTube上に公式ブランドチャンネルを開設した。

YouTubeの公式ブランドチャンネルとは、企業と契約を結んで公式の動画コンテンツを配信する専用のページのこと。新たなプロモーション手法として注目されており、これまで米ユニバーサル・ミュージックや米ワーナー・ブラザーズ、英BBCなどがチャンネルを開設している。日本でも吉本興業や TOKYO MXなどが利用しているが、日本のレコード会社による公式チャンネル開設は初のことだ。

EMIミュージック・ジャパンの公式ブランドチャンネルはアーティストごとに開設されており、第1弾はスパイス・ガールズ、ダフト・パンク、カイリー・ミノーグの3アーティストが対象となった。各チャンネルでは、日本公式サイトへのリンク、プロフィール、新譜などの最新情報を日本語で掲載しているほか、プロモーションビデオやライブ映像(ダイジェスト)を公開。公開動画はブログなどへの埋め込みも可能になっており、合法的にYouTubeの魅力が味わえるようになっている。

スパイス・ガールズのチャンネルで公開されているのは、「ワナビー」「グッドバイ」「レット・ラヴ・リード・ザ・ウェイ」「ママ」「ホラァー」など 12曲。ほとんどが11月7日発売の『グレイテスト・ヒッツ』に収録されている名曲ばかりだ。サービス開始からたった4日間(11月2日現在)で「ワナビー」は9000回近く再生されているほどの人気ぶりだ。

曲が少し前になっているのが、気になるところですが今後の動きを変えるきっかけになって欲しい。

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