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2007/11/07

Googleの主導するオープン携帯プラットフォーム「Android」の発表によりいわゆる「Google携帯」のうわさは否定された形となりましたが、そのAndroidプラットフォームのテストおよびOpen Handset Alliance参加企業へのデモ目的に使用されてきたプロトタイプ端末についていく


Googleの主導するオープン携帯プラットフォーム「Android」の 発表によりいわゆる「Google携帯」のうわさは否定された形となりましたが、そのAndroidプラットフォームのテストおよびOpen Handset Alliance参加企業へのデモ目的に使用されてきたプロトタイプ端末についていくつか情報がでています。リンク先Forbesによればプロトタイプは (既報通り) HTC製の端末であり、Google内部では「Dream」のコードネームで呼ばれているとのこと。

そのほか「Dream」の特徴として語られているのは:

  • 幅3インチ x 長さ5インチ程度で薄型。
  • 大型のタッチスクリーンディスプレイを搭載。
  • タッチスクリーンは「時間に反応する」。触り続けると操作範囲が広くetc。
  • ディスプレイ下部にはナビゲーションボタン。
  • ディスプレイをスウィベル(回転・スライドさせるとキーボードが出現。画面はランドスケープ(横長)モードに。
そのほか画面上にはメール・テキストドキュメント・YouTubeのアイコンがあること、「バーチャルマシン」(定義不明。Android以前にAndy Rubinが作っていたDanger Hiptop/SideKickと同等?)で動いており、一度起動したブラウザなどのアプリケーションは起動時間を短縮するためにセッションを跨いで状態が保持される、などわりとどうでもよい内容が伝えられています。

Androidが多様な(最低ARM9 200MHz以上の) ハードウェアに対応するソフトウェアプラットフォームなのであれば「Dream」は既存のHTC端末そのままなのではないかとも思われますが、HTCの Peter Chou CEOいわく、「われわれは(OHAのための) 設計にほぼ2年間にわたる作業を続けてきた」。Android携帯は2008年後半にも登場するとされていますが、このプロトタイプそのものあるいは改良 版が市場に投入されるかどうかは不明です。なお、上の画像は以前「Google携帯」に関するサーベイを受けたという人物が質問中で提示されたというも の。今回の"Dream"とはおそらく異なるものと考えられます。

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