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2007/08/01

Second Lifeという概念の調査をしてみました。

一日一回はプレスリリースを見るSecond Lifeネタですが、本日の最新資料をもとに、概念(答えを出さない)調査をしてみました。

Second Life に現状では興味がない76.4%~アイシェアが調査
オンラインリサーチなどを手がける株式会社アイシェアは、オンライン 3D 仮想世界「Second Life」について意識調査を行い、2007年7月30日、その調査結果を公開した。
調査時期は2007年7月、調査方法は、アイシェアが運営するメール転送サービス「CLUB BBQ」会員限定の Web 調査。回答者は585人で、男女比は男性:51.3%、女性:48.7%。
Second Life を認識していた数は63.9%。知るきっかけは「雑誌・テレビ」が52.4%と過半数だ。「ネット」が42.2%と Second Life がネットワークの世界であっても「雑誌・テレビ」の影響の方が高い。
Second Life 利用経験者は3.8%。インターネットコムと goo リサーチが行っている「Second Life 定期リサーチ」の第1回(利用経験者約4%)とほぼ同等の結果だ。
それ以外の回答者に今後始める予定があるかどうかを尋ねたところ、現状では「興味がない(76.4%)」に意見が集中している。
またまたこんな調査結果も
インターネットコムgoo リサーチが行った調査
調査対象は全国10代~50代以上のインターネットユーザー1,102人。男女比は男性52.99%、女性47.01%。年齢別は10代17.06%、20代20.87%、30代17.97%、40代16.79%、50代以上27.31%。
「セカンドライフ」という言葉は第二の人生を意味する。3D仮想空間と退職後の人生、ユーザーにどちらの意味がイメージされるのかは、認知度を測る上で参 考になるだろう。まず Second Life=セカンドライフという言葉のイメージから、どちらを連想するかを尋ねてみた。
その結果、「退職後の第二の人生」を選んだ回答者は76.50%(843人)にも上った。一方「インターネット上の仮想世界で、“第二の人生”をおくれるオンラインコミュニティ」を選んだのは21.51%(237人)にとどまる。
では、実際の認知度はどうだろう。回答者全員に対して「『Second Life』という3Dオンラインコミュニティをご存知ですか」との質問を行った。
「内容や特徴まで詳しく知っている」との回答はわずかに2.63%(29人)。「内容や特徴をある程度知っている」18.69%(206人)との合計は21.32%となる。一方「知らなかった」は52.54%(579人)と半数を超えている。

Q:「セカンドライフ」と言えば、先にどちらを思い浮かべますか





Q:「Second Life」という3Dオンラインコミュニティをご存知ですか



Q:Second Life を実際にご利用になったことはありますか



(2007/5/28~30 10代から50代以上のインターネットユーザー1,102人)

色々な調査会社が意識調査を始めていますが、そもそも流行っているものであれば「意識調査をしてみよう」という議論が行われる筈もなく、今回の調査から見える本質の所は「調査を行うウェブサービス会社その物の意識調査」、置き換えれば「僕達も実際どうなるか分からないけど、みんなも同じ気持ちだよね?」という持ちかけに近いかもしれません。

今この世の中に常識とされつつあるweb2.0(この言葉個人的には嫌い)とは程遠く、自由があるという世界の割には基本動作である事が難しく見えるSL。
APIの公開が進み、またマシンスペックの問題などが解決する今後、化けるとすれば今のSLはインターネットで言う1989年代頃のじゃないのかと思うこの頃。

土地購入などのインフラはドメインとサーバービジネスに近いとすれば、ビジネスレベルでもフェーズ1。これからのシステムの向上に期待するまでの間、調査をしてSL概念を広めブームをつないで行っておこうという!・新しい島を作ってネタにしよう!のが現在のSecond Lifeという名を借りたビジネスなのかもしれません。

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