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2007/09/03

日本女子大、違法動画を見つけ出すソフト開発・著作権管理に応用

以前ニュースで上がっていた「YouTube、著作権映像フィルタリングを9月から開始へ--グーグル弁護士が証言」ですが、本日より9月、今のところ新しい動きはないようです。

と、CGMのコンテンツには切れないこの議論ですが、日本の開発事例も。

 日本女子大学はテレビ番組の無断投稿など著作権侵害したインターネット上の違法動画を自動で見つけ出すソフトウエアを開発した。権利保有者が監視し、見つけた違法動画を削除するか、宣伝目的で残すかを選ぶのに利用できるという。

 米グーグル傘下の動画共有サイト「ユーチューブ」などでは違法動画による著作権侵害に歯止めがかからず、権利保有者と対立している。

 新ソフトは小舘香椎子教授と渡辺恵理子客員講師らが開発した。サーバーに組み込んで使う。顔認証技術を応用、短 時間で高精度に検索できるようにした。10分程度の動画の場合、ユーチューブのサイト上の動画すべてを調べるのにかかる時間は十数秒程度。サーバーを増強 すればさらに高速になるという。
後者は顔認識から著作権映像を認識。
となると、著作権というよりは、肖像権の認識に近い形です。
登録した顔(タレントのね)が出演されている動画がアップされると著作物と認識します。

一報Googleが始めようとしている認証は、
データの波長(?)を読み取り、著作物と判断。
この技術はエンターテイメントに投入する技術にしては、
破格の開発費と人権費がかかっているとの事。

意識の違いか、著作権侵害訴訟がそれほどまで怖いのか、
YouTubeの気合の入り方が凄い。

それ以上に凄いのが、自作自演などのムービーを
「面白ければいいのでは」で軽く片付けるこのお方も面白い。
著作問題は「面白ければいいのでは」では片付けられないっすけどね。

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